若手懇談会次回講演会のお知らせ
第136回若手懇談会開催のご案内

若手懇談会会員各位

 講演会を開催いたします。奮ってご参加下さい。

1.日時   令和元年10月15日(火)
13:00〜13:30  受付(総会参加者)
13:30〜13:50  若手懇談会総会※/受付停止
13:50〜13:55  受付再開(総会不参加者)
13:55〜14:00  会長挨拶・注意事項
14:00〜15:00  講演@
15:00〜16:00  講演A
16:00〜16:10  休憩
16:10〜17:10  講演B
17:15〜18:45  懇親会
※ 総会に参加されない方は、控室をご利用ください。
2.場所
(一社)ニューガラスフォーラム B・C・D会議室
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 地下1階
(印刷用PDFファイル)




3.講演内容

講演@ 「深部がんの血管内治療に用いられる微小球」
     東京医科歯科大学 川下将一(カワシタ マサカズル) 先生
【要旨】
 イットリウムやリンなどの熱中性子線照射によってβ線放射体となる元素を含む微小球は、がんの近傍の毛細血管に導入され、そこから放射線を照射してがんを治療し得る。また、マグネタイトなどの磁性体を含む微小球は、交流磁場の下に置かれると発熱するので、がんを加温して治療できる可能性がある。本講演では、そのようながんの血管内治療に用いられる微小球について解説する。 講演A 「ガラス製マイクロ流体チップの開発と生命科学への展開」
     国立研究開発法人理化学研究所 田中 陽(タナカ ヨウ) 先生
【要旨】
生命科学の研究を効率化・ハイスループット化するためのデバイスとして、細胞や分子を精密・高速に扱い解析することを可能とする「マイクロ流体チップ」が注目を集めている。マイクロ流体チップの材料は、その加工の容易さや安価であることからシリコーンゴムの一種であるポリジメチルシロキサン(PDMS)が主流であるが、それゆえ物理化学特性など弱点もある。本講演では、これらの問題のほとんどないガラスでマイクロ流体チップを作製する技術の開発と、それを実際の生命科学研究に応用した例について解説する。
講演B 「バイオ医薬品用バイアルの開発」
     ニプロ株式会社 和田 正道(ワダ マサミチ) 先生
【要旨】
1998年以降に開発が始まったバイオ医薬品は、容器となるバイアル内表面から剥離するフレークス(シリカに富む微細異物)が抗体の凝集を起こし、有害な副作用を与えるリスクが明らかとなった。多くの医薬品のリコールに対処するために米国局方<1660>ガラス容器内表面耐久性の評価方法が発表されている。本講演ではバイアル内表面のフレークスの原因となる劣化ガラスに、メタン・酸素フレーム中に存在するプラズマを衝突させて除去するVIALEXテクノロジーについて解説する。
4.会費

4,000円/名 (NGF会員企業の方)
5,000円/名 (NGF会員外の企業の方)
1,500円/名 (官、学の研究者および学生の方)
 ※当日ご持参下さい


5.出欠通知

・若手懇談会出欠通知書にご記入の上、2019年10月4日(金)までにFAX又はメールにて事務局・齋藤宛にご通知下さい。参加者が多数の場合は調整致します。(定員35名)
・当懇談会の会員以外の方でも上記の会費でご参加いただけます。
・参加・入会を希望される場合、出欠通知書に必要事項を記入し、お申し込みください。
・各講師の先生に質問・リクエスト等ありましたら、出欠通知書に御記入ください。



6.問い合わせ先

(一社)ニューガラスフォーラム http://www.newglass.jp/
東京都新宿区百人町三丁目21番16号
日本ガラス工業センター 2階
     TEL:03−6279−2605 FAX:03−5389−5003
事務局担当:齋藤 E−mail:saitou@ngf.or.jp
 当日の問合せ先:090−2216−9786(事務局担当・齋藤携帯番号)
※ 前日までの御問合せは、上記ニューガラスフォーラム事務局までお願い致します。


→参加申し込み



若手懇談会のトップページへ戻る