2021.10.13更新

ガラス科学技術研究会


    
 ニューガラス産業の基盤となる「ガラス基礎技術の発展と普及」を目指し、大学・公的研究機関・企業における「ガラス技術の新たな展開や、顕著な進展に関する話題」を取り上げるとともに、企業における「最近の製品化事例」などを交えながら、企業(メーカーとユーザー)の発展に不可欠な「科学的理解と基礎技術の深化」について産学官が考え議論する場、あるいはニーズとシーズの出会いの場とします。対象とする基礎技術の範囲は、ガラス素材創製、ガラス構造、ガラス表面、溶融・成形・加工技術、計算機科学などが含まれますが、評価技術については除外します。年間4回開催予定で、第2回および第4回は評価技術研究会と合同で開催します。    

主査東京都立大学大学院都市環境科学研究科 教授梶原 浩一
幹事産業技術総合研究所無機機能材料研究部門 高機能ガラスG北村 直之
日本電気硝子株式会社基盤技術部加藤 嘉成
HOYA株式会社MD部門 HOML マテリアルG徳光 秀造


 2021年度第1回 ガラス科学技術/評価技術合同研究会のお知らせ
 < 参加者募集中 >

 「ガラスの精密加工技術」

 
1. 日時:2021年11月1日(月)13:00~17:05

2. 場所:オンライン開催(ZOOM利用)

3. プログラム
 (1) 事務連絡 13:00~13:05
 (2) 開会挨拶 13:05~13:10
     梶原 浩一 ガラス科学技術研究会主査(東京都立大学 教授)
     武藤 浩行 評価技術研究会主査(豊橋技術科学大学 教授)
   
 (3) 講演
   講演① 13:10~14:05(講演45分、質疑応答10分)
   「硬脆材料の微細加工」
     松村 隆 先生(東京電機大学 工学部 教授)

   【要旨】
      ガラスは光学的特性とともに熱的、化学的に優れた特性を有しているため、近年では検査
     基板や研究開発用デバイス等にも利用され、自在に形状加工ができる技術が要求されている。
     しかし、ガラス等の硬脆材料は脆性損傷によって表面品質が劣化するため、適用できる加工法
     が限定され、さらに生産性が低いことが課題となっている。このような背景を踏まえ本講演では、
     ガラスやサファイアの成形加工として、切削とアブレッシブウォータジェットによる微細加工の
     メカニズムとその応用を紹介する。

   講演② 14:05~15:00(講演45分、質疑応答10分)
   「光学ガラスの熱粘弾性特性評価とモールド成形解析への応用」
     伊藤 寛明 先生(近畿大学 工学部 機械工学科 准教授)

   【要旨】
      ガラスモールド成形によって良品を得るためには、硝材の熱粘弾性特性を高精度に評価する
     ことが不可欠である。本講演では一軸圧縮クリープ試験による熱粘弾性特性の評価方法を解説
     するとともに、市販光学ガラスの熱粘弾性特性に及ぼす化学組成(ネットワーク構造)の影響
     について紹介する。また、熱粘弾性特性の評価時間の短縮を目指し、平行平板試験による粘度
     測定を利用した手法についても併せて紹介させていただく。

      ---------   休   憩 ( 10分 )  ----------

   講演③ 15:10~16:05(講演45分、質疑応答10分)
   「ガラスモールディング工法によるマイクロ流体デバイス」
     田澤 英克 先生(マイクロ化学技研株式会社 専務取締役)

   【要旨】
      ガラスモールディング工法は従来から主に光学レンズ等に用いられている。nmオーダーから
     数μmの範囲の加工を対象としており、精度および再現性は極めて高い。一方、10 μm以上
     の加工は殆ど行われていない。近年、マイクロ流体デバイスは製品上市も多く、高耐薬品性の
     低コストデバイスが求められている。本発表では、ガラスモールディング工法を用いて、低コスト
     かつ機能性に優れるガラス製マイクロ流体デバイス作製に関して紹介する。
 
   講演④ 16:05~17:00(講演45分、質疑応答10分)
   「ガラス製マイクロデバイスの作製と応用」
     田中 陽 先生(理化学研究所 生命システム研究センター 集積バイオデバイス研究チーム チームリーダー)

   【要旨】
      講演者らは、高速で高感度な分析やバイオ実験の効率化・集積化・自動化に資する、微細
     な流路を基板上に加工したマイクロ流体チップ開発を主軸に研究を展開しています。とくに、
     物理的・化学的に安定で、高圧・レーザー・音響・有機溶剤・超微量試料の操作など様々な
     手法が適用可能なガラス製マイクロチップの開発から応用までを得意としており、その加工法も
     特徴あるものが多く、例えば空気膨張を利用したガラスマイクロレンズをはじめとした、様々な
     技術やその展開について紹介します。
   
 (4) 事務連絡 17:00~17:05

4. 参加費について
    会員企業の方   : 10,000円
    会員外企業の方  : 20,000円
    官学の研究者   :  1,000円 <年間登録者無料>

5. 参加申込み
     次の①~⑥の事項を記入の上、2021年10月26日(火)までに下記宛 e-mailにて
    お申込み下さい。なお、お申込み多数の場合には、調整させていただく場合がございます。
     ①氏名(フリガナ)
     ②所属(会社名・部署)
     ③E-mailアドレス
     ④住所
     ⑤TEL番号
     ⑥参加を希望するセミナー・研究会名
  
  【申込み先】 
   一般社団法人ニューガラスフォーラム
   セミナー研究会窓口(yamamoto@ngf.or.jp) 担当:小路谷
   〒169-0073東京都新宿区百人町3-21-16日本ガラス工業センター2F
   TEL:03-6279-2605 FAX:03-5389-5003