2023.12.9更新

ガラス科学技術・評価技術合同研究会


    
 ガラス科学技術研究会と評価技術研究会の合同での研究会は、設定したテーマに対して、ガラスの科学技術と評価技術の両面から幅広く講演内容を企画できることもあり、これら両面からの知識の習得、新しい交流の機会創出といった相乗効果が期待される会として運営されています。    

<ガラス科学技術研究会>
主査東京都立大学大学院都市環境科学研究科 教授梶原 浩一
幹事産業技術総合研究所 材料・化学領域 高機能ガラスG正井 博和
日本電気硝子株式会社基盤技術部加藤 嘉成
HOYA株式会社MD部門 HOML マテリアルG徳光 秀造

<評価技術研究会>
主査豊橋技術科学大学総合教育院 教授武藤 浩行
幹事AGC株式会社材料融合研究所 無機材料部土屋 博之
株式会社ニコン先進技術開発部川嶋 辰典
日本板硝子株式会社研究開発部内山 堅慈


 2023年度第2回 ガラス科学技術/評価技術合同研究会のお知らせ
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 「ガラス業界でのグリーンイノベーションの取り組み」

   
 2023年度第2回のガラス科学技術・評価技術合同研究会は「ガラス業界でのグリーンイノベーションの取り組み」をテーマに、3名の先生方にご講演いただきます。
 世界的な課題である環境問題に対して、ガラス業界でも様々な取り組みが行われています。今回の研究会では「新しい機能を持ったガラス」および「ガラスのリサイクル」という2つの観点からご講演をいただく予定にしております。ガラス技術者の皆様に有益な情報を提供できると思いますので、多くの方のご参加をお待ちしております。

 
1. 日時:2023年12月14日(火)13:00~16:10

2. 場所:Zoomによるオンライン開催
3. プログラム
 (1) 事務連絡 13:00~13:05
 (2) 開会挨拶 13:05~13:10
     梶原 浩一 ガラス科学技術研究会主査(東京都立大学 教授)
     武藤 浩行 評価技術研究会主査(豊橋技術科学大学 教授)
   
 (3) 講演
   講演① 13:10~14:05(講演45分、質疑応答10分)
   「電波透過を兼ね備えた透明な窓」
     金森 義明 先生 (東北大学大学院 工学研究科ロボティクス専攻 教授)

   【要旨】    
当研究グループでは、制御の対象とする電磁波の波長より小さな単位構造で構成され、自然界にはないような電磁波応答を示す人工光学物質「メタマテリアル」の研究開発を行っている。今回、ナノメートルサイズの周期構造で構成されるアルミ製遮熱メタマテリアルを開発し、熱となる近赤外波長は反射するが5G/6G通信帯の電波(可視波長)は透過する、透明な遮熱窓の基材を作製した。建材・自動車遮熱窓への応用により、室内や車内温度の上昇による熱中症の発症、夏季の電力需給の逼迫などの社会課題解決への貢献に期待できる。  

   講演② 14:05~15:00(講演45分、質疑応答10分)
   「ガラス材料のリサイクル・アップサイクル」
     稲野 浩行 先生(北海道立総合研究機構 エネルギー・環境・地質研究所
                循環資源部環境システムグループ 主査)

   【要旨】    
ガラスは融かせば何度でも再生できる環境に優しい素材ではあるが、主に経済的な要因でリサイクルが進んでいない部分がある。一方、廃ガラスの性質を利用して、量は少なくても高付加価値な製品を作る(アップサイクル)ことで循環型社会の形成を促進する試みが各地で生まれている。そんなガラスリサイクル・アップサイクルの動きを、全国公設試での開発事例や海外事例を交えて紹介する。    

      ---------   休   憩 ( 10分 )  ----------

   講演③ 15:10~16:05(講演45分、質疑応答10分)
   「太陽電池用ガラスのリサイクル - 現状と課題」
     織田 健司 先生(ガラス技術研究所 所長)

   【要旨】    
我国の太陽電池(PV)の導入は諸外国よりも早かったが、そのリサイクルは建築、自動車、家電に比べて遅れている。大半のガラスに有害物質が含まれており、屑ガラス(カレット)の用途が限定される。また結晶系PVのリサイクルでは、ガラスと他の部材との分離精度が低く、ガラス組成による分別も未達である。さらに発電所が分散しており、カレットの回収コストの負担が大きい。今後、PV導入の促進・規制の両者には、エネルギー安全保障のみならず、部材の供給者且つカレットの消費者であるガラス事業者のニーズを満たし、循環経済社会に寄与することが求められる。    
   
 (4) 事務連絡 16:05~16:10

4. 参加費について
    会員企業の方   : 10,000円
    会員外企業の方  : 20,000円
    官学の研究者   :  1,000円 <年間登録者無料>
  
5. 参加申込み
     次の①~⑥の事項を記入の上、2023年12月8日(金)までに下記宛 e-mailにて
    お申込み下さい。なお、お申込み多数の場合には、調整させていただく場合がございます。
     ①氏名(フリガナ)
     ②所属(会社名・部署)
     ③E-mailアドレス
     ④郵便番号・住所
     ⑤TEL番号
     ⑥参加を希望するセミナー・研究会名
                
  【申込み先】 
   一般社団法人ニューガラスフォーラム
   セミナー研究会窓口(yamamoto@ngf.or.jp) 担当:神吉
   〒169-0073東京都新宿区百人町3-21-16日本ガラス工業センター2F
   TEL:03-6279-2605 F AX:03-5389-5003