2020年度ニューガラスフォーラム主催セミナー・研究会

       年間参加登録募集のお知らせ


 ニューガラスフォーラム主催のセミナーおよび研究会は、ガラスに関係する話題提供を軸に、ユーザーとメーカーの交流、産学官の研究者・技術者の相互触発および親睦の場として1985年に発足し、今年で35年目を迎えます。本年度も、昨年度同様にセミナーおよび研究会を開催いたします。いずれも年間3回から4回の開催を予定しており、外部あるいは内部の講師による話題提供と討論および懇親が行われます。研究者あるいは開発者自身よる最新の技術情報は、きっと会員の皆様のお役に立つものと思われます。ニューガラスの今後の展開に関心をお持ちの皆様の参加をお待ちしております。

 コロナウイルス感染の収束時期によっては、開催回数を減らす可能性があります。また、都合により開催テーマを変更させていただく場合もあります。予めご了承いただきたく、よろしくお願いいたします。

セミナー・研究会の活動内容
(1)ガラス科学技術研究会
   主査:藤野 茂(九州大学 グローバルイノベーションセンター 教授)

 ニューガラス産業の基盤となる「ガラス基礎技術の発展と普及」を目指し、大学・公的研究機関・企業における「ガラス技術の新たな展開や、顕著な進展に関する話題」を取り上げるとともに、企業における「最近の製品化事例」等を交えながら、産学官の第一線で研究開発に携わる方々を講師とし、企業(メーカーとユーザー)の発展に不可欠である「科学的理解と基礎技術の深化」について産学官が考え議論する場、あるいはニーズとシーズの出会いの場といたします。対象とする基礎技術の範囲は、ガラス素材創製、ガラス構造、ガラス表面、溶融・成形・加工技術、計算科学等が含まれますが、評価技術については除外いたします。年間4回(うち2回は評価技術研究会と合同)開催する予定です。2020年度開催テーマは以下の4件を予定しております。
 「(仮)外部研究機関見学会」
 「(仮)ガラスの成形・成型(合同研究会)」
 「(仮)AR・VR・MR関連」
 「(仮)AI・シミュレーション・計算科学(合同研究会)」
 

(2)評価技術研究会
   主査:武藤 浩行(豊橋技術科学大学 総合教育院 教授)
 ニューガラスを中心に「ガラス製品の開発支援技術の強化と普及」に向け、ガラスの商品化において求められる「各種評価技術について、企業(メーカーとユーザー)における現状と課題、また、それらに関連する大学および公的研究機関の研究、類似材料の評価例等」を話題として取り上げ、産学官の第一線で研究開発に携わる方々を講師とし、「評価技術および評価の産学官による深化と共有化」を目指す場といたします。対象技術は、ガラスとその表面に関する分析・解析技術、熱物性・機械物性・光物性・形状等の測定技術等とし、年間4回(うち2回はガラス科学技術研究会と合同)開催する予定です。2020年度のテーマは以下の4件を予定しております。
 「(仮)ガラスにおける光学的高機能化」
 「(仮)ガラスの成形・成型(合同研究会)
 「(仮)外部研究機関見学会」
 「(仮)AI・シミュレーション・計算科学(合同研究会)


(3)ニューガラスセミナー
   主査:徳田 陽明(滋賀大学 自然科学系 教授)
 ニューガラス製品の研究開発に携わる研究者・技術者等を対象に、ガラス技術およびニューガラス応用製品について、話題性の高い最新技術動向等をタイムリーに紹介いたします。2020年度は以下のテーマにて年間3回の開催を予定しております。
 「(仮)バイオガラス(生体用ガラス)」
 「(仮)ガラスの表面状態(表面処理、コーティング、製法・評価)」
 「(仮)イオン導電性材料・全固体電池・リチウムイオン電池」


(4)溶融シミュレーション研究会

   主査:佐藤 勲東京工業大学 副学長 工学院機械系 教授

 ガラス溶融炉のシミュレーション技術は、炉の設計・開発、運転の最適化等においてますます重
要性が高まっています本研究会はNEDO先導研究の成果物の一つである溶融シミュレーションプログラム:GICFLOW*に関する議論を目的とした討論の部、溶融プロセスのシミュレーション技術を基盤とし、溶融プロセス全体を視野に入れた講演の部からなり、ガラス業界で溶融シミュレーション技術に携わる技術者の技術深化および意見交換の場を提供することを目的とし、年間3回の開催を予定しております。 
           *注:GICFLOW :Glass Intelligent Code / Glass Flow Simulato
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募集要項

(1)年間登録費用等
 各セミナーおよび研究会の年間登録費用は1名につき下表の通りとなります。

年間登録費 (税込) 会員企業 一般企業 学・官
 ガラス科学技術研究会
¥40,000 ¥60,000
¥1,000
 評価技術研究会 ¥40,000 ¥60,000
¥1,000
ニューガラスセミナー
¥17,000
¥35,000 ¥1,000
溶融シミュレーション研究会
 (SIMS賛助会員)
¥50,000 ¥60,000
¥1,000
 ・ 溶融シミュレーション研究会のみ、1名の登録に伴い2名の無料参加枠が付随いたします。
  (ただし、会員企業および一般企業からの登録に限る。
 ・ ガラス科学技術研究会および評価技術研究会の両研究会に登録され場合には、25%引きで対応いたします。(ただし、会員企業および一般企業からの登録に限る。)
 ・ 事務局への事前連絡もしくは当日申告により、登録者以外による代理出席も可能です。
 ・ 代理者を立てずに欠席の場合には、当日の講演資料一式を無料でお送りいたします。
 ・ 申し込み多数の場合には人数調整させていただく可能性があります。

(2)申込み方法
 
e-mailもしくはFAXにてお申込みください。折り返し、事務局より費用請求等に関し、ご連絡いたします。

 【e-mailでのお申込み】
  メール本文に以下の項目をご記入の上、下記窓口までお送りください。
   @氏名(フリガナ)
   A所属(会社名/団体名、部署)
   Be-mailアドレス
   CTEL番号
   D連絡先住所
   E希望するセミナー・研究会名(複数の場合には全てご記載ください。)

 【FAXでのお申込み】
  ニューガラスフォーラムのホームページより申込書をダウンロードの上、下記窓口へFAX
  送付ください。

(3)申込み締切り
  2020年6月26日(金)

(4)問合せ先
  一般社団法人ニューガラスフォーラム
  セミナー・研究会窓口(担当:村口)
  e-mail:yamamoto@ngf.or.jp
  〒169-0073東京都新宿区百人町3-21-16 日本ガラス工業センター2F
  TEL:03-6279-2605 FAX:03-5389-5003

                                         以上