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Asahi Glass Co., Ltd Nippon Sheet Glass HOYA Glass Nippon Electric Glass Central Glass

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New Glass 100 Vol.26 No.1 (2011)


巻頭言

もの創り・研磨/CMP 技術礼讃−産学連携へのブレイクスル− ------- p.1 [試し読み] 10数年前ごろからである。昨今の大学での授業は,まず学生に興味を起こさせることから始めなくてはならない。研磨というとせいぜい日本刀の研磨ぐらいしか思いつかない学生を相手に,研磨が最先端技術であり,日常使っているものにどれほど研磨技術が貢献しているかを具体的に話すのである。

九州大学大学院工学研究院 土肥 俊郎


特集1 「モバイルを支えるガラス」

1)化学強化ガラス−モバイルディスプレー用の視点から− ------- p.5 [試し読み] ガラスの化学強化は,1960−70年代に研究開発が行われ1980年代前半にはほぼ確立した比較的古い技術である1)。元々それ以前に開発された物理強化(加熱したガラスを風冷し急冷することによって強化を行うので熱強化あるいは風冷強化とも呼ばれる)の,板状以外の複雑な形状のガラスの強化が行えない,ガラスが薄い場合には大きな強度が得られない,

日本板硝子 (株)  長嶋 廉仁

2)透明導電膜に関する最近の研究動向 ------- p.11 [試し読み] ノートパソコンや携帯電話などのモバイル機器にも広く使用されている平面ディスプレーにおいて,透明導電膜は必要不可欠な材料である。例えば,典型的なアクティブマトリクス駆動の液晶パネル(図1)では,液晶層を挟むTFT 基板とカラーフィルター基板に,それぞれ画素電極と共通電極と呼ばれる透明電極を設ける必要があり,高い電気伝導性と可視光透過性を併せ持つIn2O3 系薄膜が最もよく使用されている。

高知工科大学 佐藤 泰史 他2名

3)モバイル用途磁気ディスク用ガラス基板の加工 ------- p.16 [試し読み] 近年,コンピューターだけでなくConsumerElectronics 製品へHDD(Hard Disk Drive)が搭載されるケースが増えつつある。この背景はHDD の高記録密度化、大容量化の達成とこれに伴うHDD の小型化,高速転送が大きく寄与している。

HOYA (株)  江田 伸二


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」1)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

1.祝「NEW GLASS」100号達成 ------- p.22 [試し読み] 「NEW GLASS」誌発刊100号達成おめでとうございます。今まで積み上げられた多くの努力に対して敬意を表します。私は今も25年前に開かれた「ニューガラス・フォーラム」設立総会の熱気をよく覚えております。日本硝子製品工業会(小川晋永専務理事)の周到な準備もあって,ガラス企業ばかりではなく,数多の関連企業,更には海外企業まで,予想を遥かに上回る多数の参加を得て,「ニューガラス・フォーラム」は発足しました。ニューセラミックスやニューカーボンなど,新素材に対する関心が非常な勢いで高揚する環境もあって,「ニューガラス・フォーラム」は様々な分野で,大歓迎を受けたように思われます。

元大阪工業技術試験所・元山村硝子 (株)  寺井 良平


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」2)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

2.不惑をとうの昔に過ぎて ------- p.24 [試し読み] 私は,今年72歳になる。日本の近未来が今ほど灰色に見える時はなかった。金持ちを恥じる文化を引きずる身からは,全地球を自由市場として事業展開に狂奔する諸国家とどう付き合えばよいかわからないのである。自由市場は,強者がすべてを合法的に収奪できる場であり,弱者はそれを補完する「近代的奴隷」の役割となる場である。

東京工業大学名誉教授 川副 博司


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」3)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

3.祝!「NEW GLASS」100号記念号発行 ------- p.26 [試し読み] New Glass 誌100号記念号発行おめでとうございます。2代目の編集長の川副先生から3代目の編集長を仰せつかったのが1991年であるが,その2年前から編集委員としてお手伝いをさせていただいた。当時はちょうど,後にバブル景気と呼ばれたが,世の中の景気が頂点に達していた頃で,当然ながらニューガラスフォーラムも多数の会員会社の加入により予算的にも恵まれていた頃である。

(独)物質・材料研究機構 井上 悟


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」4)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

4.NEW GLASS 編集長体験記 ------- p.28 [試し読み] ニューガラスフォーラムの機関誌(季刊誌)が創刊以来100号を達成されたことに心よりお祝い申し上げる。25年の長きに亘り,日本のガラス産学界に対してガラスに関する最新情報を発信し続けてきた功績を高く評価する次第である。

京都大学 横尾 俊信


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」5)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

5.NEW GLASS 100号によせて−イオニクスとニューガラス− ------- p.30 [試し読み] 季刊誌であるNEW GLASS が通算100号を数えるということは,四半世紀の歴史を持つということである。ニューガラスフォーラムが設立された25年ほど前には,ニュー・・・という言葉が流行っており,ニューガラスというタイトルの書籍も数多く出版された。

大阪府立大学 辰巳砂 昌弘


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」6)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

6.ガラスの生体への応用と生体材料への応用 ------- p.32 [試し読み] ヘンチ先生のBioglass?が,1970年に骨組織と直接強固に結合できる人類史上初めての材料として世に出てから,にわかにガラス・ガラスセラミックスの生体応用が注目された。その後の状況を少し概観してみるのが本稿のねらいである。

岡山大学 尾坂 明義


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」7)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

7.ニューガラスへの挑戦 ------- p.34 [試し読み] 大学に身を置くガラス研究者にとって,新しいガラス科学/工学の研究による社会貢献と,次世代を担う人材の育成は最も重要な使命である。グリーンイノベーションやグリーン社会の構築に対するガラスへの期待は大きく,さらなる活躍の場やニューガラスへの挑戦を積極的に進めなければならない。

長岡技術科学大学 小松 高行


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」8)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

8.火焔型縄文式土器を超えろ ------- p.36 [試し読み] 「我が国で独創と言えるのは火焔型縄文式土器のみである」とどこかに書かれてあった。他国の影響を受けるのが物理的に困難であったこともあり,あれだけ素晴らしいものが出来上がったのであろう。その後は,大陸と丁度よい頃合いに離れていたのが幸いしたのと日本人独特の技術観や他への憧れ感覚がマッチングしたこともあり,幾つかの奇蹟を残してきた。

名古屋工業大学 野上 正行


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」9)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

9.“NEW GLASS 誌に新しい輝きを!” ------- p.38 [試し読み] まず最初に,100号,おめでとうございます。100号といえば,年4回の季刊発行で25年,25年と言えば,4半世紀であり,同種の雑誌類と比較しても,長期間の継続発刊という感があり,その間,本誌の刊行に携わってこられた関係各位に改めて敬意を表したい。私は,野上編集長の後を受けて,2004年No.2から2006年No.1までの計8号を担当した。ニューガラスフォーラムの大きな使命の一つは,産官学の出会いの場を提供することにあろうかと思う。

兵庫県立大学 矢澤 哲夫


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」10)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

10.ニューガラスについて ------- p.40 [試し読み] 月日の流れるのは,早いもので,ニューガラス誌が100号を迎えたのこと,本当におめでとうございます。フォトニクスという言葉が,セラミックス協会の部会の名前に入って,非常に身近になっている現在,この25年間にわたるニューガラスフォーラムを支えてこられた方々に言葉では言い表せない感謝と,その信念がなしえたものだという感慨に浸っております。

三重大学 那須 弘行


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」11)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

11.NEW GLASS 誌に記したこと ------- p.42 [試し読み] ニューガラスフォーラムの機関誌“NEW GLASS”の最新号が100号として刊行されることをお祝い申し上げるとともに,この記念すべき100号に寄稿させていただけることに対して機関誌編集委員会の皆様に感謝申し上げる。筆者は2007年から2009年にかけての2年間,編集委員会の委員長を担当させていただいた。

京都大学 田中 勝久


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」12)歴代編集委員長より第100号発刊に向けて

12.NEW GLASS 誌100号発刊に寄せて ------- p.43 [試し読み] NEW GLASS 誌100号発刊,おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。さて,私は2010年6月発刊の97号からNEW GLASS 誌の編集をお手伝いさせていただいている。記念すべき100号の発刊に協力できたことを光栄に感じている。この原稿を書いているのは正月休みであるが,既に101号の記事はほぼ決まっており,執筆を依頼しているところである。

岡山大学 難波 徳郎


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」2)特集の歩み ------- p.45 [試し読み] 第100号までの「特集」の一覧です。様々な分野の方々に「ニューガラス」に関連してご執筆して頂きました。

(社)ニューガラスフォーラム


特集2 「機関誌NEW GLASS 第100号記念」3)表紙の歩み ------- p.63 [試し読み] 第100号までの「表紙」の一覧です。様々な分野から「ニューガラス」に関連した写真を提供して頂きました。

(社)ニューガラスフォーラム


研究最先端

ゾル−ゲル法で作る蛍光性量子ドット分散ガラスとその応用 ------- p.67 [試し読み] 蛍光体は,照明やディスプレイに使われて我々の日常生活を支えている。遷移元素(希土類と遷移金属)のイオンを無機のマトリックスに分散させてなるこの蛍光体のほかに,蛍光色素は,医療用途として診断にも使われる。量子ドットは,これら既存の蛍光体に替わるものとして,1997年の2つの論文によって広く知られるようになった。

(独)産業技術総合研究所 村瀬 至生


三次元光デバイス高効率製造技術・研究最前線

ガラス光学ローパスフィルタの開発−ガラスホログラムによる超高速加工技術を用いて− ------- p.74 [試し読み] フェムト秒レーザー光をガラス内部に集光すると,本稿で異質相と呼ぶ光学的性質の異なる領域をガラス内部に形成することができる。近年,異質相を用いて導波路などの光デバイスを作製する試みが行われている。

(社)ニューガラスフォーラムつくば研究室 政岡 文平 他1名


ガラス革新溶融技術・研究最前線

酸素・ガス燃焼試験炉による気中溶融 ------- p.77 [試し読み] 弊社は2005年より独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDOとする)の委託による先導研究1)に参加した。この先導研究の結果についてはNEDO のホームページに公開2)されている。その後,この先導研究は2008年よりは所謂国プロ(2013年終了予定)となり,本原稿執筆時点(2011年1月)でほぼ3年が経過し,2010年11月にはNEDO において中間報告が行われ,更に2年間プロジェクトが継続されることとなった。

東洋ガラス(株)  岩本 正憲 他4名


研究機関紹介

異分野交流−仏国レンヌ第1大学滞在記− ------- p.82 [試し読み] 筆者は2008年4月より兵庫県立大学(矢澤研究室)に助教として着任し,現在は主にガラスの分相現象に注目して研究を行っている。学部4年生の頃からこれまで主にイオン伝導材料に関する研究を行っているが,溶融ガラスを研究対象とするのは兵庫に移ってからである。

兵庫県立大学 大幸 裕介


ニューガラス関連学会

1)第51回ガラスおよびフォトニクス材料討論会参加報告 ------- p.85 [試し読み] 日本セラミックス協会ガラス部会の主催による第51回ガラスおよびフォトニクス材料討論会が2010年12月16日と12月17日の二日間,東京大学駒場リサーチキャンパスAn 棟(図1)において開催された。師走の風が身に沁みる二日間ではあったが,多くの参加者が会場へと詰めかけ,「ガラス材料,フォトニクス材料の科学と技術」を主題とし,44件の口頭発表(特別講演含む)と18件のポスター発表が行われた。

東京工業大学 渡邉 圭太

2)第3回国際セラミック会議参加報告 ------- p.88 [試し読み] 2010年11月14日〜18日,ICC3(第3回国際セラミック会議)が開催された。舞台は大阪中之島にある国際会議場,グランキューブ大阪である。11月15日,私はJR福島駅から歩いて現地に向かった。

日本電気硝子(株) 結城 健

3)日本セラミックス協会第49回セラミックス基礎科学討論会参加報告 ------- p.92 [試し読み] 日本セラミックス協会第49回セラミックス基礎科学討論会は2011年1月11日,12日の二日間,岡山市の岡山コンベンションセンターで開催された。

長岡技術科学大学 篠崎 健二 他1名

4))「日本セラミックス協会関西支部第13回若手フォーラム」参加報告 ------- p.95 [試し読み] 2010年10月15日 ,16日 両日にわたり,1泊2日の題記フォーラムに参加した。会場は晴嵐会館で,元は企業の研修施設か何かだったと思われるが,現在は名称から企業名は取れている。最新の設備とはいかないが,最寄りの京阪・粟津駅の目の前,乗り換えのJR 石山駅は新快速の停車駅とあって非常に利便性が良いところであった。

日本板硝子(株) 瀬戸 啓充

5)「ガラス産業連合会第6回ガラス技術シンポジウム」参加報告 ------- p.98 [試し読み] ガラス関連6団体(板硝子,硝子繊維,電気硝子,硝子製品,ガラスびん,ニューガラス)からなるガラス産業連合会(Glass Industry Conference)の大きな役割は,共通する技術課題のフォローです。ところで,ガラス技術の交流が,特に,学界と産業界の間で不足しているとの反省から,6年前に「ガラス技術シンポジウム」を開始しました。

(社)ニューガラスフォーラム


新製品・新技術紹介

1)超耐熱結晶化合わせガラス「ファイアライトプラス」 ------- p.100 [試し読み] 火災が発生した場合,炎の広がりや煙の拡散を防ぎ,火災の被害を最小限に抑えるために防火設備や特定防火設備を設置することが法律で定められている。主構成材料として使用されるガラスは,網入りガラスと国土交通大臣の認定を受けた網のない耐熱板ガラスのみが使用可能である。

日本電気硝子(株) 桑原 英一郎

2)吸収置換型セラミックス人工骨の開発 ------- p.103 [試し読み] 骨組織は物理的な支持だけでなく生体機能そのものを維持するため様々な役割を担っている。事故,病気,または加齢などにより骨組織に欠損や変形が生じるとQOL(生活の質)が著しく低下する。このような欠損や変形を修復するため,従来から天然/合成を問わず様々な材料が検討されてきた。

HOYA (株)  松本 智勇


関連団体

平成23年「ガラス産業連合会新年会」 ------- p.107 [試し読み] 都内では,20日間連続の乾燥注意報が出されたほどの晴天の中,1月19日 ,午後4時から6時まで,皇居お堀端近くの東京會館で「ガラス産業連合会(GIC)新年会」が開催されました。

(社)ニューガラスフォーラム


コラム

トカラの悲劇 ------- p.110 [試し読み] 日食病【にっしょく−びょう】ウイルス性疾患。日食ウイルス(Eclipse corona)の保有者(全人類の95% に及ぶと推定される)がコロナから放射される電磁波を浴びると,ウイルスが活性化して発病する。皆既日食のあまりの美しさに魅了され,何度でも見ようと世界各地に旅をするようになる。治癒例は皆無。

日本板硝子(株) 橘高 重雄


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